スバルソルテラを中部電力エリアで充電、EV向けプランの電気代は?
ソルテラを中部電力エリアの自宅で充電したときの電気代を、オクトパスエナジーのEV向けプランの料金をもとに示します。満充電1回分と、月の走行距離ごとの充電代を、一律単価のプランと見比べられます。
中部電力エリアでソルテラを満充電にする電気代は、一律単価のプランで約2,998円、EV向けプランの夜1〜5時の単価なら約1,801円です。差は約1,200円です。
ただし、ソルテラが受け入れられる普通充電の上限出力は、公式の資料に載っていません。この記事では、自宅の充電器の出力である6kWまで受け入れられると仮定しています。その場合でも、夜1〜5時の4時間に入る電気は約24.0kWhで、満充電に必要な約84.3kWhには届きません。空から満充電にするには夜3.5回分かかり、一晩で終えようとすると、足りない分は夜以外の単価になります。
EV向けプランはEVオクトパス、一律単価のプランはシンプルオクトパスのことです。金額は電力量料金と再エネ賦課金の合計で、EVオクトパスの基本料金と燃料費調整額は含みません。基準にしたグレードはET-SS FWDです。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
満充電1回の電気代を、プランと時間帯別に示します。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約84.3kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.19 | 4.18 | 1,801円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 16.79 | 4.18 | 1,768円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 27.55 | 4.18 | 2,675円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.38 | 4.18 | 2,998円 |
※出典:スバル ソルテラ 諸元表(2026.05版)・車種ページ「航続距離・バッテリー」、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時は、夜以外の時間より金額が低く、一律単価のプランとの差が大きい時間帯です。昼11〜13時は夜1〜5時よりさらに低いものの、2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電の約14%にとどまります。夜の充電で足りない分を、昼に補う使い方になります。
表の金額は、満充電に使う電気の量に、1kWhあたりの単価と再エネ賦課金を足した額をかけたものです。満充電に使う電気の量は約84.3kWhで、1kmあたり113Whの電気で746km走れるという公式の値から出しています。電池の容量は74.7kWhですが、公式の消費率には充電で失われる分が含まれているため、それより多くなります。
計算に使った値:スバル ソルテラ ET-SS FWDの公式値(電池74.7kWh、一充電走行距離746km、交流電力量消費率113Wh/km)
グレード別の満充電の電気代
ソルテラはグレードによって走行距離と消費率が異なり、満充電に使う電気の量も金額も変わります。ただし、どの時間帯でも差は小さく、基準にしたET-SS FWDがいちばん高くなっています。
| グレード | 走行距離 (WLTC) | 消費率 (Wh/km) | 満充電の電気量 | EV 夜1〜5時 | EV それ以外 | シンプル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ET-SS FWD | 746km | 113 | 約84.3kWh | 1,801円 | 2,675円 | 2,998円 |
| ET-SS AWD | 687km | 121 | 約83.1kWh | 1,776円 | 2,638円 | 2,956円 |
| ET-HS AWD(18インチ) | 687km | 121 | 約83.1kWh | 1,776円 | 2,638円 | 2,956円 |
| ET-HS AWD(20インチ) | 622km | 135 | 約84.0kWh | 1,794円 | 2,664円 | 2,986円 |
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離ごとの充電代を、夜1〜5時の単価、夜以外の単価、一律単価のプランで示します。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約34kWh | 約720円 | 約1,080円 | 約1,210円 |
| 500km | 約57kWh | 約1,210円 | 約1,790円 | 約2,010円 |
| 1,000km | 約113kWh | 約2,410円 | 約3,590円 | 約4,020円 |
※計算:走行距離×113Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
走る距離が長いほど、夜の単価で充電することで安くなる額は大きくなります。月300kmで約480円、月500kmで約800円、月1,000kmで約1,600円です。月500kmの場合、使う電気は約57kWhで、一晩に入る約24.0kWhで割ると、夜の充電は月に2回あまりになります。
EVオクトパスには基本料金があり、30Aの場合は1日41.70円、30日分で約1,250円です。シンプルオクトパスの基本料金は0円なので、EV向けプランが得かどうかは、充電代の安くなる額が基本料金を上回るかで決まります。月300kmと月500kmでは、安くなる額が基本料金に届きません。上回るのは、表のなかでは月1,000kmのときです。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスを使えるのは、契約者本人か同居の家族が、EVかPHEVと充電設備を持っている世帯で、持っていることを示す資料の提出を求められることがあります。
契約電流は10Aから60Aの範囲で選び、アンペアが大きいほど基本料金も上がります。中部電力エリアの1日あたりの金額は、次の表のとおりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.90円 | 20.85円 | 27.80円 | 41.70円 | 55.60円 | 69.50円 | 83.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)(確認日 2026年10月19日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。走行距離と交流電力量消費率は、国土交通省審査値で、エコモード時の値です。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。中部電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。