テスラモデルYの満充電、EV向けプランで中部電力エリアの電気代は?
テスラ モデルYを中部電力エリアの自宅で充電すると、電気代はいくらになるのでしょうか。このページの金額は、オクトパスエナジーのEV向けプラン(EVオクトパス)の料金で、満充電1回の電気代、月の走行距離ごとの充電代、基本料金を含めて切り替えて得かどうかを読み取れます。
モデルYを空から満充電にする電気代は、一律単価のプランでは約2,529円、EVオクトパスの夜1〜5時では約1,520円で、差は約1,010円です。
ただし、モデルYが受け入れられる普通充電の上限出力は、公式に載っていないため確認できていません。自宅の充電器の出力を6kWと仮定すると、夜1〜5時の4時間で入る電気は約24.0kWhで、空から満充電にするには夜3.0回分かかります。夜1回で満充電にはならない点に注意してください。
対象のグレードはRWDの1つだけです。電気の量は、公式の走行距離と電費の参考値から出した、充電のロスを含む値です。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
満充電1回にかかる電気代は、プランと充電する時間帯で変わります。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約71.1kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.19 | 4.18 | 1,520円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 16.79 | 4.18 | 1,491円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 27.55 | 4.18 | 2,256円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.38 | 4.18 | 2,529円 |
※出典:テスラ 走行距離と電費の参考値(公式サポートページ)、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時の金額は一律単価のプランよりかなり低く、夜以外の金額はその中間です。時間帯による違いが大きいので、充電を夜に寄せられるかどうかが電気代を左右します。
昼11〜13時の料金は、夜1〜5時よりさらに低くなっています。夜1〜5時がいちばん安いとは限らず、中部電力エリアの表では昼のほうが低い金額です。ただし昼の2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電に必要な量の約17%にとどまります。昼は満充電を目指す時間ではなく、夜に入りきらない分や、日中に足りなくなった分を足す時間として使うのが現実的です。
満充電に必要な電気は、公式が載せる走行距離547kmに、1kmあたりの交流電力量消費率130Whをかけた約71.1kWhです。この電費は、充電のときのロスを含む値です。
計算に使った値:テスラ モデルY RWDの公式値(一充電走行距離547km、交流電力量消費率130Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月に走る距離が300km、500km、1,000kmのとき、一律単価のプランとEVオクトパス(夜1〜5時で充電)の充電代は次のとおりです。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約39kWh | 約830円 | 約1,240円 | 約1,390円 |
| 500km | 約65kWh | 約1,390円 | 約2,060円 | 約2,310円 |
| 1,000km | 約130kWh | 約2,780円 | 約4,120円 | 約4,620円 |
※計算:走行距離×130Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
夜1〜5時の単価で充電したときの、一律単価との差は、月300kmで約550円、月500kmで約920円、月1,000kmで約1,840円です。走る距離が長いほど、差は大きくなります。
EVオクトパスには基本料金があり、一律単価のプランにはありません。30Aの基本料金は30日分で約1,250円なので、切り替えて得になるのは、月の差が基本料金を上回るときです。表の距離では、月1,000kmが基本料金を上回る最小の距離で、月300kmと月500kmでは、差が基本料金に届きません。
月の走行距離が少ない場合は、充電の大部分を夜1〜5時に寄せたとしても、基本料金を取り返せないことがあります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスは、基本料金がかかるプランです。申し込む前に、契約するアンペア数ごとの基本料金を確認してください。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.90円 | 20.85円 | 27.80円 | 41.70円 | 55.60円 | 69.50円 | 83.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)(確認日 2026年10月19日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。ロングレンジなど、ほかのグレードは、この表に含まれていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。中部電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。