中部電力エリアでレクサスRZの電気代を計算、EV向けプランだといくら?
レクサスRZを中部電力エリアの自宅で充電すると、電気代はいくらになるのでしょうか。オクトパスエナジーのEV向けプランに切り替えて得になるかどうかも、月の走行距離から確かめられます。
満充電にする電気代は、一律単価のプランで約3,027円、EV向けプランの夜1〜5時なら約1,819円で、約1,210円の差です。
ただし、RZが自宅の普通充電で受け入れられる上限は6kWです。夜1〜5時の4時間で入る電気は約24.0kWhにとどまり、満充電に必要な約85.1kWhには届きません。空から満充電にするには、夜3.5回分かかります。一晩で満充電まで入れようとすると、足りない分は夜以外の時間になり、単価が上がります。
EV向けプランはEVオクトパス、一律単価のプランはシンプルオクトパスです。金額は電力量料金と再エネ賦課金の合計で、EVオクトパスの基本料金と燃料費調整額は含みません。車はRZ500e version L(AWD)で、このグレードだけが公式の数値にあります。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
満充電1回の電気代は、プランと時間帯によって次のように変わります。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約85.1kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.19 | 4.18 | 1,819円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 16.79 | 4.18 | 1,785円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 27.55 | 4.18 | 2,701円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.38 | 4.18 | 3,027円 |
※出典:レクサス RZ 主要諸元表、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時と昼11〜13時では、昼のほうがわずかに安くなっています。ただ、昼の2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電の約14%です。昼だけで満充電にはならないので、夜の充電で足りない分を足す使い方になります。夜以外の時間は、一律単価のプランより安いものの、夜や昼とは開きがあります。
満充電に使う電気は約85.1kWhです。RZ500e version L(AWD)が1kmあたり147Whの電気で579km走れることから求めています。電池の容量は74.69kWhですが、公式の消費率には充電で失われる分が含まれているため、それより多くなります。表の金額は、この電気の量に、時間帯ごとの単価と再エネ賦課金を足した額をかけたものです。
計算に使った値:レクサス RZ RZ500e version L(AWD)の公式値(電池74.69kWh、一充電走行距離579km、交流電力量消費率147Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離ごとの充電代は、次のとおりです。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約44kWh | 約940円 | 約1,400円 | 約1,570円 |
| 500km | 約74kWh | 約1,570円 | 約2,330円 | 約2,610円 |
| 1,000km | 約147kWh | 約3,140円 | 約4,660円 | 約5,230円 |
※計算:走行距離×147Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
夜1〜5時の単価で充電すると、一律単価のプランより、月300kmで約630円、月500kmで約1,040円、月1,000kmで約2,090円安くなります。距離が2倍になれば、安くなる額もほぼ2倍です。
月500kmなら、使う電気は約74kWhです。一晩に入る約24.0kWhで割ると、夜の充電は月に3回ほどで済みます。1,000kmでは約147kWhで、夜に6回ほどかかります。
EVオクトパスには基本料金があり、シンプルオクトパスにはありません。30Aの基本料金は30日分で約1,250円です。充電代の安くなる額がこれを上回るのは、表のなかでは月1,000kmのときだけで、月300kmと月500kmでは基本料金のほうが大きくなります。月の走行距離が短いと、EV向けプランに替えても得にならない場合があります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスを申し込めるのは、契約者本人か同居の家族が、EVかPHEVと充電設備を持っている世帯です。持っていることを示す資料の提出を求められることがあります。
基本料金は契約電流ごとに決まっていて、アンペアが大きいほど高くなります。いまの契約電流にあてはまる金額を、次の表で確かめてください。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.90円 | 20.85円 | 27.80円 | 41.70円 | 55.60円 | 69.50円 | 83.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)(確認日 2026年10月19日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(RZは6kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。18インチタイヤ装着時の数値は、この表に含まれていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。中部電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。