KONAを中部電力エリアの自宅で充電、EV向けプランの電気代は?
ヒョンデ KONAを中部電力エリアの自宅で充電すると、電気代はいくらになるのでしょうか。ここでは、オクトパスエナジーのEV向けプランの料金にもとづく満充電1回の金額と、月の走行距離ごとの充電代、基本料金を含めて得になるかどうかをまとめます。
中部電力エリアの自宅でKONAを満充電にすると、一律単価のプランでは約1,962円、EV向けプランの夜1〜5時の単価なら約1,179円で、差は約780円です。
ただし、車が受け入れられる普通充電の上限出力は、公式には載っていません。ここでは自宅の充電器の出力6kWで充電するものとしています。この出力で夜1〜5時の4時間に入る電気は約24.0kWhなので、空の状態から満充電にするには夜2.3回分かかります。一晩で満充電にしようとすると、足りない分は夜以外の単価で充電することになります。
EV向けプランはEVオクトパス、一律単価のプランはシンプルオクトパスのことです。金額は電力量料金と再エネ賦課金の合計で、EVオクトパスの基本料金と燃料費調整額は含みません。グレードはCasual(FF)の1つだけで、その公式値をもとにしています。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
プランと時間帯ごとの、満充電1回の電気代です。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約55.2kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.19 | 4.18 | 1,179円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 16.79 | 4.18 | 1,157円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 27.55 | 4.18 | 1,751円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.38 | 4.18 | 1,962円 |
※出典:ヒョンデ KONA 主要諸元、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時のほか、昼11〜13時も夜より単価が低くなっています。ただ、昼の2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電の約22%にとどまります。昼だけで満充電にはならないので、夜の充電で足りなかった分を足す時間帯として使うことになります。
表の金額は、満充電に必要な電気の量に、1kWhあたりの単価と再エネ賦課金を足した額をかけたものです。必要な電気の量は約55.2kWhで、公式の消費率が1kmあたり121Whで456km走れることから出ています。電池の容量は48.6kWhですが、消費率には充電のときに失われる分も含まれているため、それより多くなっています。
計算に使った値:ヒョンデ KONA Casual(FF)の公式値(電池48.6kWh、一充電走行距離456km、交流電力量消費率121Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離ごとの、充電にかかる電気代です。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約36kWh | 約780円 | 約1,150円 | 約1,290円 |
| 500km | 約61kWh | 約1,290円 | 約1,920円 | 約2,150円 |
| 1,000km | 約121kWh | 約2,590円 | 約3,840円 | 約4,300円 |
※計算:走行距離×121Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
月500km走る場合、使う電気は約61kWhです。一晩に入る約24.0kWhで割ると、夜の充電は月に2回半ほどで足ります。夜1〜5時の単価での充電代は約1,290円、一律単価では約2,150円で、差は約860円です。
EVオクトパスには基本料金があり、30Aでは1日41.70円、30日分で約1,250円かかります。シンプルオクトパスの基本料金は0円なので、得かどうかは、夜の単価で安くなる充電代が基本料金を上回るかどうかで決まります。月300kmでは安くなるのは約520円で、基本料金に届きません。月500kmでも約860円で届かず、月1,000kmで約1,720円になって、はじめて基本料金を上回ります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスを使えるのは、契約者本人か同居の家族が、EVかPHEVと充電設備を持っている世帯です。持っていることを示す資料の提出を求められることがあります。
中部電力エリアのEVオクトパスは、基本料金を契約電流(10Aから60A)で決めています。アンペアが大きいほど金額も上がり、1日あたりの基本料金は次の表のとおりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.90円 | 20.85円 | 27.80円 | 41.70円 | 55.60円 | 69.50円 | 83.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)(確認日 2026年10月19日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。ほかのグレードは、この表に含まれていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。中部電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。