スバルトレイルシーカーを中部電力エリアで充電、EV向けプランの電気代
スバル トレイルシーカーを中部電力エリアの自宅で充電すると、電気代はいくらかかり、EV向けプランに切り替えると得になるのでしょうか。このページの金額は、オクトパスエナジーのEV向けプラン「EVオクトパス」の料金で、一律単価の「シンプルオクトパス」との違いも確かめられます。
満充電1回の電気代は、一律単価のプランだと約2,976円、EVオクトパスの夜1〜5時だと約1,788円です。夜に充電できれば、1回あたり差は約1,190円になります。
ただし、スバルの公式の諸元表には、トレイルシーカーが受け入れられる普通充電の上限出力が載っておらず、確認できていません。このページでは、自宅の充電器の出力を6kWと仮定しています。この出力で夜1〜5時の4時間に入る電気は約24.0kWhで、満充電には夜3.5回分ほどかかります。1晩で空から満充電にはならず、数日に分けて充電する前提で見てください。
金額は税込で、再エネ賦課金を含みます。基準にしたグレードはET-SS FWDです。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
プランと時間帯ごとの、満充電1回にかかる電気代の表です。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約83.7kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.19 | 4.18 | 1,788円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 16.79 | 4.18 | 1,755円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 27.55 | 4.18 | 2,655円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.38 | 4.18 | 2,976円 |
※出典:スバル トレイルシーカー 諸元表(2026.04版)・車種ページ「航続距離・バッテリー」、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
表のなかでいちばん安いのは、昼11〜13時のEVオクトパスです。夜1〜5時もほぼ同じ水準ですが、昼のほうがわずかに安くなっています。ただ、昼の2時間で入る電気は出力6kWで約12.0kWhにとどまり、満充電の約14%です。昼に家にいる日は、夜の充電の足しに使えます。それ以外の時間は、一律単価のプランより安いものの、夜や昼ほどは下がりません。
満充電に使う約83.7kWhは、ET-SS FWDの一充電走行距離734kmに、交流電力量消費率114Wh/kmをかけた値です。交流電力量消費率には充電時のロスが含まれているので、コンセントから実際に使う電気に近い量になります。
計算に使った値:スバル トレイルシーカー ET-SS FWDの公式値(電池74.7kWh、一充電走行距離734km、交流電力量消費率114Wh/km)
グレード別の満充電の電気代
トレイルシーカーにはグレードが4つあり、消費率が違うため、満充電に必要な電気の量と電気代も少しずつ変わります。
| グレード | 走行距離 (WLTC) | 消費率 (Wh/km) | 満充電の電気量 | EV 夜1〜5時 | EV それ以外 | シンプル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ET-SS FWD | 734km | 114 | 約83.7kWh | 1,788円 | 2,655円 | 2,976円 |
| ET-SS AWD | 690km | 121 | 約83.5kWh | 1,784円 | 2,649円 | 2,969円 |
| ET-HS AWD(18インチ) | 690km | 121 | 約83.5kWh | 1,784円 | 2,649円 | 2,969円 |
| ET-HS AWD(20インチ) | 627km | 134 | 約84.0kWh | 1,795円 | 2,666円 | 2,988円 |
消費率の小さいET-SS FWDがもっとも少なく、消費率の大きいET-HS AWD(20インチ)がもっとも多くなりますが、満充電の電気量はどのグレードも約83.5kWhから約84.0kWhのあいだに収まっています。表の金額はグレードで大きくは動かないので、自分のグレードの行を見れば足ります。
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離が300km、500km、1,000kmのときの、プランと時間帯別の充電代の表です。ET-SS FWDで、すべて自宅で充電した場合の金額です。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約34kWh | 約730円 | 約1,090円 | 約1,220円 |
| 500km | 約57kWh | 約1,220円 | 約1,810円 | 約2,030円 |
| 1,000km | 約114kWh | 約2,440円 | 約3,620円 | 約4,050円 |
※計算:走行距離×114Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
夜の単価で充電すると、一律単価のプランより安くなる充電代の差は、月300kmで約490円、500kmで約810円、1,000kmで約1,620円です。走る距離が長いほど、差は大きくなります。
EVオクトパスには基本料金がかかります。一律単価のシンプルオクトパスは基本料金がないので、この差が基本料金を上回るかどうかが、切り替えて得かどうかの分かれ目です。30Aで契約した場合の基本料金は、30日分で約1,250円です。差がこれを上回るのは、表の距離では月1,000kmのときだけで、月300kmや500kmでは、夜にすべて充電できても基本料金のほうが大きく、切り替えると割高になります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスは、EVと充電設備を持ち、夜の時間帯に自宅で充電する人向けのプランです。燃料費調整額と基本料金が別にかかります。基本料金は契約電流で決まり、表の金額は1日あたりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.90円 | 20.85円 | 27.80円 | 41.70円 | 55.60円 | 69.50円 | 83.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)(確認日 2026年10月19日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。走行距離と交流電力量消費率は、国土交通省審査値で、エコモード時の値です。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。中部電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。