Super-ONEを東北電力エリアの自宅で充電、EV向けプランの電気代は?
Super-ONEを東北電力エリアの自宅で充電したときの電気代を、オクトパスエナジーのEV向けプラン(EVオクトパス)の料金で確かめられます。時間帯ごとの満充電の金額、月の走行距離ごとの充電代、申込に必要な条件と基本料金まで、順に確認できます。
Super-ONEを満充電にする電気代は、時間帯を問わない一律単価のシンプルオクトパスでは約1,129円、EVオクトパスの夜1〜5時では約794円です。夜に充電すると、一律単価との差は約340円です。
ただし、Super-ONEの普通充電は出力6kWが上限です。夜1〜5時の4時間で入る電気は約24.0kWhなので、空の状態から満充電にするには、夜の1回では足りず、夜1.3回分かかります。
ここでの満充電は、電池が空の状態から満タンまで充電することです。グレードはFFの1つだけで、必要な電気は約31.2kWhです。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
次の表は、Super-ONE FFを空から満充電にするときの電気代を、プランと時間帯ごとに分けた表です。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約31.2kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 21.25 | 4.18 | 794円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 19.45 | 4.18 | 738円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 28.17 | 4.18 | 1,010円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.98 | 4.18 | 1,129円 |
※出典:ホンダ Super-ONE 主要諸元(リチウムイオン電池82.7Ah×総電圧358Vから計算)、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時は、夜以外の時間帯やシンプルオクトパスより、同じ満充電でも低い金額で済みます。昼11〜13時は夜1〜5時より単価がさらに低いものの、昼の2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電の約38%にとどまります。昼は満充電を狙う時間帯ではなく、日中に在宅していて、足りない分を少し足したいときの補充に向いています。
満充電に必要な約31.2kWhは、一充電走行距離274kmに、交流電力量消費率114Wh/kmを掛けた値です。交流の電力量で表しているため、電池に入る量ではなく、コンセント側で使う電気の量になります。
計算に使った値:ホンダ Super-ONE FFの公式値(電池29.6kWh、一充電走行距離274km、交流電力量消費率114Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離を300km、500km、1,000kmとしたときの、1か月の充電代です。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約34kWh | 約870円 | 約1,110円 | 約1,240円 |
| 500km | 約57kWh | 約1,450円 | 約1,840円 | 約2,060円 |
| 1,000km | 約114kWh | 約2,900円 | 約3,690円 | 約4,120円 |
※計算:走行距離×114Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
走る距離が長くなるほど、夜1〜5時に充電する効果は大きくなります。一律単価との差は、月300kmで約370円、月500kmで約610円、月1,000kmで約1,220円です。
EVオクトパスには基本料金がかかるため、この差が基本料金を上回るかどうかが、切り替えで得になるかの分かれ目です。契約が30Aの場合、基本料金は30日分で約1,210円です。表の距離の中で夜の単価による差がこれを上回るのは月1,000kmだけで、その差も基本料金をわずかに超える程度です。月300kmや月500kmでは、夜に充電しても基本料金のほうが大きく、切り替えると割高になります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスは、EVを所有していて、自宅に充電設備がある人向けのプランです。申込にはEVと充電設備の両方が必要です。基本料金は契約アンペアによって決まり、シンプルオクトパスにはかかりません。契約アンペア別の1日あたりの基本料金は次のとおりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.40円 | 20.10円 | 26.80円 | 40.20円 | 53.60円 | 67.00円 | 80.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)(確認日 2026年10月21日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(Super-ONEは6kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。東北電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。