IONIQ 5を東北電力エリアの自宅で充電、EV向けプランの電気代は?
ヒョンデ IONIQ 5を東北電力エリアの自宅で充電すると電気代はいくらになり、EV向けのプランに切り替えると得になるのか。このページの金額は、オクトパスエナジーのEV向けプラン「EVオクトパス」の料金と、時間帯を問わず単価が一律の「シンプルオクトパス」の料金で出しています。
満充電にしたときの電気代は、一律単価のプランで約3,297円、EV向けプランの夜1〜5時の単価で約2,318円で、差は約980円です。
ただし、この車が受け入れられる普通充電の上限出力は、公式の資料に載っておらず確認できていません。金額は自宅の充電器の出力を6kWとして出しており、夜1〜5時の4時間に入る電気は約24.0kWhです。満充電に必要な約91.2kWhは、夜3.8回分にあたります。夜に収まらない分は夜以外の時間の単価で充電することになるため、その金額も表に載せています。
対象のグレードはLounge AWDの1つです。金額は税込で、再エネ賦課金を含み、燃料費調整額と基本料金は含みません。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
空の状態から満充電にしたときの電気代を、プランと時間帯ごとにまとめた表です。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約91.2kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 21.25 | 4.18 | 2,318円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 19.45 | 4.18 | 2,154円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 28.17 | 4.18 | 2,949円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.98 | 4.18 | 3,297円 |
※出典:ヒョンデ IONIQ 5 主要諸元、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
満充電に必要な約91.2kWhは、一充電走行距離616kmに交流電力量消費率148Wh/kmを掛けた値です。交流側で使う電気の量なので、電池容量の84kWhより大きくなります。
表のうち、EVオクトパスの夜1〜5時が一律単価のプランより安く、差は約980円です。夜以外の時間でも、EVオクトパスは一律単価のプランより安く、差は約350円です。昼11〜13時は夜1〜5時よりさらに単価が低い時間帯ですが、2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電の約13%にとどまります。昼の2時間だけで満充電にはならないため、昼の行は、満充電をすべて昼に充電したと仮定した場合の金額です。昼は、夜に入りきらなかった分を足す時間帯として使うことになります。
計算に使った値:ヒョンデ IONIQ 5 Lounge AWDの公式値(電池84kWh、一充電走行距離616km、交流電力量消費率148Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
毎月の走行距離に応じた、1か月あたりの充電代です。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約44kWh | 約1,130円 | 約1,440円 | 約1,610円 |
| 500km | 約74kWh | 約1,880円 | 約2,390円 | 約2,680円 |
| 1,000km | 約148kWh | 約3,760円 | 約4,790円 | 約5,350円 |
※計算:走行距離×148Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
どの走行距離でも、EVオクトパスの夜1〜5時、夜以外、シンプルオクトパスの順に安くなります。夜の単価で安くなる充電代、つまり一律単価との差は、月300kmで約480円、月500kmで約790円、月1,000kmで約1,590円です。
EVオクトパスには基本料金がかかり、シンプルオクトパスにはありません。契約電流30Aの基本料金は30日分で約1,210円なので、充電代の差がこれを上回らなければ、EV向けプランに切り替えても得にはなりません。表の距離で基本料金を上回るのは月1,000kmだけです。月300kmと月500kmでは、充電代で安くなる額より基本料金のほうが大きくなります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスの基本料金は契約電流ごとに決まり、東北電力エリアでは10〜60Aの料金が定められています。シンプルオクトパスは基本料金がかかりません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。次の表は、1日あたりの基本料金です。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.40円 | 20.10円 | 26.80円 | 40.20円 | 53.60円 | 67.00円 | 80.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)(確認日 2026年10月21日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。ほかのグレードは、この表に含まれていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。東北電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。