Super-ONEを北陸電力エリアの自宅で充電、EV向けプランの電気代は?
自宅での充電にかかる電気代は、契約するプランで変わります。このページの金額は、オクトパスエナジーのEV向けプラン(EVオクトパス)と、時間帯を問わず単価が一律のプラン(シンプルオクトパス)の料金で出したものです。北陸電力エリアの自宅でホンダ Super-ONEを充電したときの電気代と、EVオクトパスに切り替えて得になるかどうかが分かります。
Super-ONEを空から満充電にする電気代は、シンプルオクトパスで約1,113円、EVオクトパスの夜1〜5時で約743円で、差は約370円です。
ただし、Super-ONEの充電出力は6kWまでで、夜1〜5時の4時間に入る電気は約24.0kWhです。満充電に必要な約31.2kWhには足りず、空から満充電にするには夜1.3回分かかります。カードの夜1〜5時の金額は、31.2kWhのすべてを夜の単価で充電した場合の金額です。
金額はすべて税込で、再エネ賦課金を含み、燃料費調整額と基本料金は含みません。Super-ONEのグレードはFFだけで、このグレードの公式数値を使っています。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
EVオクトパスの3つの時間帯とシンプルオクトパスについて、満充電1回の電気代は次のとおりです。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約31.2kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 19.6 | 4.18 | 743円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 17.6 | 4.18 | 680円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 24.99 | 4.18 | 911円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.44 | 4.18 | 1,113円 |
※出典:ホンダ Super-ONE 主要諸元(リチウムイオン電池82.7Ah×総電圧358Vから計算)、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北陸電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北陸電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
EVオクトパスの昼11〜13時は、夜1〜5時より単価が低い時間帯です。ただ、昼の2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電に必要な電気の約38%にとどまります。昼の充電だけでは満充電にならないので、昼の金額は満充電1回の目安にはなりません。昼の2時間も充電に使えるなら、その分だけ夜以外の時間に充電する電気を減らせます。夜以外の時間だけで満充電にした場合でも、シンプルオクトパスとの差は約200円です。
満充電に必要な約31.2kWhは、Super-ONEの一充電走行距離274kmに、交流電力量消費率114Wh/kmを掛けた値です。電池容量は29.6kWhで、満充電の電気の量はこれより多くなります。
計算に使った値:ホンダ Super-ONE FFの公式値(電池29.6kWh、一充電走行距離274km、交流電力量消費率114Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離ごとに、使う電気と充電代は次のとおりです。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約34kWh | 約810円 | 約1,000円 | 約1,220円 |
| 500km | 約57kWh | 約1,360円 | 約1,660円 | 約2,030円 |
| 1,000km | 約114kWh | 約2,710円 | 約3,330円 | 約4,060円 |
※計算:走行距離×114Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
夜1〜5時の単価で充電できた場合の、シンプルオクトパスとの充電代の差は、月300kmで約400円、月500kmで約670円、月1,000kmで約1,350円です。走る距離が増えるほど、差は広がります。
EVオクトパスには基本料金がかかります。30Aの基本料金は、30日分で約890円です。表の距離のうち、月の差が基本料金を上回るのは月1,000kmだけです。月300kmと月500kmでは、充電代の差だけでは基本料金に届きません。シンプルオクトパスには基本料金がかからないので、切り替えて得になるかどうかは、月の走行距離と基本料金の関係で決まります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスは、EVと充電設備を持ち、夜の時間帯に自宅で充電する人に向いたプランです。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。
基本料金は、契約電流ごとに1日あたりの金額が決まっています。北陸電力エリアでは、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定められていて、次の表は契約電流の場合の金額です。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 9.94円 | 14.91円 | 19.88円 | 29.82円 | 39.76円 | 49.70円 | 59.64円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北陸電力エリア)(確認日 2026年10月21日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(Super-ONEは6kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。北陸電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。