北陸電力エリアでeKクロスEVを充電すると?EV向けプランの電気代
三菱 eKクロスEVを北陸電力エリアの自宅で充電すると、電気代はいくらかかるのか。このページの金額は、オクトパスエナジーのEV向けプラン「EVオクトパス」の料金でわかります。EV向けプランに切り替えて得かどうかも、同じ金額から判断できます。
満充電1回の電気代は、一律単価のプランでは約795円、EVオクトパスの夜1〜5時では約531円です。差は約260円です。
ただし、eKクロスEVが自宅で受け入れられる充電の出力は2.9kWまでで、6kWの充電器をつないでも2.9kWの速さにしかなりません。夜1〜5時の4時間で入る電気は約11.6kWhにとどまり、空の状態から満充電にするには、夜1回では足りず約1.9回分かかります。満充電にしたい日は、夜の充電を2晩に分けることになります。
ここでの電気代は、再エネ賦課金を含み、グレードを問わず共通の電池容量と電費で求めています。eKクロスEVはグレードが1つ(全グレード共通)なので、グレード別の金額はありません。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
次の表は、空から満充電にするときの電気代を、プランと時間帯ごとに載せた表です。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約22.3kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 19.6 | 4.18 | 531円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 17.6 | 4.18 | 486円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 24.99 | 4.18 | 651円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.44 | 4.18 | 795円 |
※出典:三菱 eKクロス EV 主要諸元、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北陸電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北陸電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時よりも、昼11〜13時のほうが金額は低くなっています。電気代だけを見れば昼の充電が有利ですが、昼の2時間で入る電気は約5.8kWhで、満充電に必要な量の約26%です。昼は満充電を目指す時間帯ではなく、夜の充電に足りない分を足したり、日中の短い走行に備えて少し入れたりする使い方になります。夜と昼の2つの時間帯以外では、スタンダードタイムの金額がかかります。一律単価のプランとの差は、夜以外の時間帯なら約140円です。
満充電に必要な電気は約22.3kWhです。この数字は、1回の満充電で走れる距離180kmに、1kmあたりの電力量124Whをかけて出しています。1kmあたりの電力量は、充電のときのロスを含んだ値です。
計算に使った値:三菱 eKクロスEV 全グレード共通の公式値(電池20kWh、一充電走行距離180km、交流電力量消費率124Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
次の表は、月の走行距離が300km、500km、1,000kmのときの充電代を、一律単価のプランと夜1〜5時のEVオクトパスの2通りで載せた表です。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約37kWh | 約880円 | 約1,090円 | 約1,330円 |
| 500km | 約62kWh | 約1,470円 | 約1,810円 | 約2,210円 |
| 1,000km | 約124kWh | 約2,950円 | 約3,620円 | 約4,420円 |
※計算:走行距離×124Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
月に300km走る場合の差は約440円、500kmなら約730円、1,000kmなら約1,470円です。走る距離が長くなるほど、夜に充電することで減る金額は大きくなります。
ただし、EVオクトパスには基本料金がかかります。30Aで契約した場合、30日分で約890円です。一律単価のプランは基本料金が0円なので、月の差がこの基本料金を上回らなければ、切り替えても得にはなりません。表の3つの距離のうち、基本料金を上回るのは月1,000kmだけです。月300kmと500kmでは、差が基本料金に届かず、切り替えると全体では負担が増えます。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
切り替えて得かどうかは、月の走行距離から出る差と、契約するアンペア数ごとの基本料金で決まります。申込の条件と、アンペア数ごとの基本料金は次のとおりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 9.94円 | 14.91円 | 19.88円 | 29.82円 | 39.76円 | 49.70円 | 59.64円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北陸電力エリア)(確認日 2026年10月21日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(eKクロスEVは2.9kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。北陸電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。