北海道電力エリアでeKクロスEVを充電すると?EV向けプランの電気代
北海道電力エリアの自宅でeKクロスEVを充電したときの電気代が、一律単価のプランとオクトパスエナジーのEV向けプラン(EVオクトパス)でどれだけ違うか、このページで分かります。ページ内の金額は、いずれもオクトパスエナジーの料金で出したものです。
eKクロスEVを空から満充電にする電気代は、一律単価のプランでは約989円、EVオクトパスの夜1〜5時の単価では約493円で、差は約500円です。
ただし、eKクロスEVが受け入れられる普通充電の出力は2.9kWまでです。出力の大きい充電器をつないでも、夜1〜5時の4時間に入る電気は約11.6kWhにとどまり、空から満充電にするには夜1.9回分かかります。一晩で満充電にしようとすると、足りない分は夜以外の単価で充電することになります。
この車はグレードが1つで、電池容量や電力量消費率の公式値は全グレード共通です。燃料費調整額と基本料金は含めていません。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
プランと時間帯ごとに、満充電1回にかかる電気代は次のとおりです。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約22.3kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.89 | 4.18 | 493円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 15.89 | 4.18 | 448円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 32.15 | 4.18 | 811円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 40.12 | 4.18 | 989円 |
※出典:三菱 eKクロス EV 主要諸元、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北海道電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北海道電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
昼11〜13時の単価は夜1〜5時より低くなっています。ただ、2.9kWで入る電気は2時間で約5.8kWhと、満充電の約26%です。夜の充電だけでは足りない分を、昼に足す使い方が合います。
表の金額は、満充電に必要な電気の量に、単価と再エネ賦課金を足した額をかけた値です。満充電に必要な電気は約22.3kWhで、公式の電力量消費率(1kmあたり124Wh)で一充電走行距離の180kmを走る電気の量にあたります。電池の容量は20kWhですが、それより多いのは、消費率に充電で失われる分が含まれているためです。
計算に使った値:三菱 eKクロスEV 全グレード共通の公式値(電池20kWh、一充電走行距離180km、交流電力量消費率124Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離ごとに、1か月に充電する電気代は次のとおりです。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約37kWh | 約820円 | 約1,350円 | 約1,650円 |
| 500km | 約62kWh | 約1,370円 | 約2,250円 | 約2,750円 |
| 1,000km | 約124kWh | 約2,740円 | 約4,500円 | 約5,490円 |
※計算:走行距離×124Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
夜の単価にすると、一律単価のプランより充電代が安くなります。その差は、月300kmで約830円、月500kmで約1,380円、月1,000kmで約2,760円です。
EVオクトパスには基本料金がかかり、契約電流30Aでは30日分で約1,530円です。シンプルオクトパスの基本料金は0円なので、充電代の差が基本料金を上回るかどうかが、切り替えで得かどうかの分かれ目になります。上の差が基本料金を上回るのは、この3つの中では月1,000kmの場合だけです。月300kmと月500kmでは、基本料金のほうが大きくなります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスを申し込めるのは、契約者本人か同居の家族が、EVまたはPHEVと充電設備を持っている世帯です。持っていることを確かめる資料の提出を求められることがあります。基本料金は契約電流で決まり、アンペアが大きいほど高くなります。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 17.04円 | 25.56円 | 34.08円 | 51.12円 | 68.16円 | 85.20円 | 102.24円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北海道電力エリア)(確認日 2026年10月21日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(eKクロスEVは2.9kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。北海道電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。