レクサスESを中部電力エリアの自宅で充電、EV向けプランの電気代は?
レクサスESを中部電力エリアの自宅で充電すると、満充電1回あたりの電気代はいくらか。オクトパスエナジーのEV向けプランの料金にもとづく金額で、満充電1回と月の走行距離ごとの電気代、一律単価のプランとの差が分かります。
中部電力エリアでESを満充電にする電気代は、一律単価のプランなら約3,076円、EV向けプランの夜1〜5時の単価なら約1,848円で、差は約1,230円です。
ただし、出力6kWの充電では、夜1〜5時の4時間に入る電気は約24.0kWhです。満充電に必要な約86.5kWhには届かず、空から満充電にするには夜3.6回分かかります。一晩で満充電にしようとすると、足りない分は夜以外の高い単価で充電することになります。
EV向けプランはEVオクトパス、一律単価のプランはシンプルオクトパスです。金額は電力量料金と再エネ賦課金の合計で、EVオクトパスの基本料金と燃料費調整額は含みません。対象のグレードはES500e(AWD)の1つで、金額はこのグレードの公式値で出しています。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
満充電1回の電気代は、プランと時間帯によって次のように変わります。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約86.5kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.19 | 4.18 | 1,848円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 16.79 | 4.18 | 1,814円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 27.55 | 4.18 | 2,745円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.38 | 4.18 | 3,076円 |
※出典:レクサス ES 主要諸元表(2026年6月現在)、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時より昼11〜13時のほうが単価は低く、昼に充電できる日は夜より安く済みます。ただ、昼の2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電の約14%です。夜の充電で足りない分を補うときに向いています。
表の金額は、満充電に使う電気の量に、1kWhあたりの単価と再エネ賦課金を足した額をかけた値です。使う電気の量は約86.5kWhで、公式の消費率が1kmあたり136Whで、満充電で636km走れることから出ています。電池の容量は74.69kWhですが、公式の消費率には充電で失われる分が含まれるので、容量より多くなります。
計算に使った値:レクサス ES ES500e(AWD)の公式値(電池74.69kWh、一充電走行距離636km、交流電力量消費率136Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月に走る距離ごとの充電分の電気代は、次の表のとおりです。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約41kWh | 約870円 | 約1,290円 | 約1,450円 |
| 500km | 約68kWh | 約1,450円 | 約2,160円 | 約2,420円 |
| 1,000km | 約136kWh | 約2,910円 | 約4,320円 | 約4,840円 |
※計算:走行距離×136Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
月500km走る場合、使う電気は約68kWhです。一晩に入る約24.0kWhで割ると、夜の充電は月に3回弱で足ります。この距離では、夜1〜5時の単価にすると、一律単価のプランより充電代が約960円安くなります。
ただし、EVオクトパスには基本料金があり、30Aの場合は1日41.70円、30日分で約1,250円です。シンプルオクトパスの基本料金は0円なので、切り替えて得かどうかは、充電代が安くなる分が基本料金を上回るかで決まります。月300kmでは充電代が約580円、月500kmでは約960円しか安くならず、30日分の基本料金約1,250円には届きません。表の距離で基本料金を上回るのは、充電代が約1,930円安くなる月1,000kmからです。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスを使えるのは、契約者本人か同居の家族が、EVかPHEVと充電設備を持っている世帯です。持っていることを示す資料の提出を求められることがあります。
中部電力エリアのEVオクトパスは、基本料金を契約電流(10Aから60A)で定めています。アンペアが大きいほど金額も上がり、1日あたりの基本料金は次の表のとおりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.90円 | 20.85円 | 27.80円 | 41.70円 | 55.60円 | 69.50円 | 83.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(中部電力エリア)(確認日 2026年10月19日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(ESは6kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。21インチタイヤ装着時の数値は、この表に含まれていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。中部電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。