eビターラの満充電、EV向けプランで東北電力エリアの電気代はいくら?
eビターラを東北電力エリアの自宅で充電すると、満充電1回あたりの電気代はいくらか。このページの金額は、オクトパスエナジーのEV向けプランの料金で出したもので、満充電1回分の電気代と、月の走行距離ごとの充電代が分かります。
東北電力エリアでeビターラを満充電にする電気代は、一律単価のプランで約1,942円、EV向けプランの夜1〜5時の単価なら約1,365円で、差は約580円です。
ただし、出力6kWの充電では、夜1〜5時の4時間に入る電気は約24kWhです。満充電に必要な約53.7kWhには足りず、空から満充電にするには夜2.2回分かかります。一晩で満充電にしようとすると、足りない分は夜以外の単価になり、その金額は約1,737円です。
EV向けプランはEVオクトパス、一律単価のプランはシンプルオクトパスのことです。金額は電力量料金と再エネ賦課金の合計で、EVオクトパスの基本料金と燃料費調整額は入っていません。グレードはX(2WD)の1つだけで、その公式値で出しています。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
満充電1回の電気代を、プランと時間帯ごとに載せています。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約53.7kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 21.25 | 4.18 | 1,365円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 19.45 | 4.18 | 1,269円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 28.17 | 4.18 | 1,737円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 31.98 | 4.18 | 1,942円 |
※出典:スズキ eビターラ 発売時の資料(2025年9月16日発表)、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
昼11〜13時は夜より単価が低く、表では昼の列がいちばん安い金額です。ただ、昼の2時間で入る電気は約12kWhで、満充電の約22%にとどまります。昼は、夜に入りきらなかった分を足す時間帯として使えます。
表の金額は、満充電に使う電気の量に、1kWhあたりの単価と再エネ賦課金を足した額をかけたものです。この約53.7kWhは、公式の交流電力量消費率124Wh/kmで、一充電走行距離433kmを走るのに要る電気にあたります。電池の容量49kWhより多いのは、この消費率に、充電のときに失われる分まで入っているためです。
計算に使った値:スズキ eビターラ X(2WD)の公式値(電池49kWh、一充電走行距離433km、交流電力量消費率124Wh/km)
月の走行距離ごとの充電代
月に走る距離が300km、500km、1,000kmのときの充電代を、プランごとに載せています。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約37kWh | 約950円 | 約1,200円 | 約1,350円 |
| 500km | 約62kWh | 約1,580円 | 約2,010円 | 約2,240円 |
| 1,000km | 約124kWh | 約3,150円 | 約4,010円 | 約4,480円 |
※計算:走行距離×124Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
月500km走ると、使う電気は約62kWhです。夜1〜5時の4時間で入る約24kWhで割ると、夜の充電は月に3回弱で済みます。夜の単価で安くなる充電代は、一律単価との差で、月300kmなら約400円、月500kmなら約670円、月1,000kmなら約1,330円です。
ただ、EVオクトパスには基本料金があり、30Aの場合は30日分で約1,210円です。シンプルオクトパスの基本料金は0円なので、切り替えて得になるかどうかは、この充電代の差が基本料金を上回るかどうかで決まります。月300kmと月500kmでは、充電代の差が基本料金に届きません。基本料金を上回るのは、この中では月1,000kmのときだけです。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスを使えるのは、契約者本人か同居の家族が、EVかPHEVと充電設備を持っている世帯です。持っていることが分かる資料の提出を求められることがあります。
東北電力エリアのEVオクトパスの基本料金は、契約電流が10Aから60Aまでの区分で決まっています。アンペアが大きいほど金額も上がり、1日あたりの基本料金は次の表のとおりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 13.40円 | 20.10円 | 26.80円 | 40.20円 | 53.60円 | 67.00円 | 80.40円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(東北電力エリア)(確認日 2026年10月21日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(eビターラは6kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。ほかのグレードは、この表に含まれていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。東北電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。