トヨタbZ4Xを北海道電力エリアの自宅で充電すると?EV向けプランで計算
この記事の金額は、オクトパスエナジーのEV向けプラン(EVオクトパス)の料金です。北海道電力エリアの自宅でトヨタ bZ4Xを充電したときの電気代と、EV向けプランに切り替えて得になる走行距離が分かります。
G(FWD)を自宅で満充電にしたときの電気代は、シンプルオクトパスの一律単価で約2,675円、EVオクトパスの夜1〜5時で約1,333円です。差は約1,350円です。
ただし、bZ4Xが受け入れられる普通充電の出力は約6kWが上限で、夜1〜5時の4時間に入る電気は約24.0kWhです。満充電に必要な約60.4kWhには夜2.5回分かかるため、一晩では満充電になりません。
金額は基準のグレードG(FWD)のもので、再エネ賦課金を含みます。燃料費調整額と基本料金は含みません。一律単価は、シンプルオクトパスの終日同じ単価のことです。
満充電1回の電気代(プラン・時間帯別)
プランと時間帯ごとの、満充電1回の電気代です。
| プラン・時間帯 | 電力量料金 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) | 満充電1回 (約60.4kWh) |
|---|---|---|---|
| EVオクトパス:夜1〜5時 | 17.89 | 4.18 | 1,333円 |
| EVオクトパス:昼11〜13時 | 15.89 | 4.18 | 1,212円 |
| EVオクトパス:それ以外の時間 | 32.15 | 4.18 | 2,194円 |
| シンプルオクトパス(時間帯を問わず一律) | 40.12 | 4.18 | 2,675円 |
※出典:トヨタ bZ4X 主要諸元表、EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北海道電力エリア)、シンプルオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北海道電力エリア)、再エネ賦課金単価(2026年度)。金額は税込です。
夜1〜5時は、一律単価より低くなっています。昼11〜13時の単価は夜1〜5時よりさらに低いものの、昼の2時間で入る電気は約12.0kWhで、満充電の約20%です。昼だけでは満充電にならないので、夜に足りない分を昼に足すという使い方になります。夜以外の時間帯も一律単価より低く、差は約480円です。
満充電に必要な約60.4kWhは、WLTCモードの航続距離544kmに、1kmあたりの交流電力量消費率111Whをかけた値です。この消費率には充電のロスが含まれているので、車の電池に入る量ではなく、コンセントから使う電気の量になります。
計算に使った値:トヨタ bZ4X G(FWD)の公式値(電池57.72kWh、一充電走行距離544km、交流電力量消費率111Wh/km)
グレード別の満充電の電気代
bZ4Xには電池の大きさが違うグレードがあり、満充電に必要な電気も変わります。グレード別の満充電1回の電気代です。
| グレード | 走行距離 (WLTC) | 消費率 (Wh/km) | 満充電の電気量 | EV 夜1〜5時 | EV それ以外 | シンプル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| G(FWD) | 544km | 111 | 約60.4kWh | 1,333円 | 2,194円 | 2,675円 |
| Z(4WD) | 687km | 121 | 約83.1kWh | 1,835円 | 3,020円 | 3,683円 |
| Z(FWD) | 746km | 113 | 約84.3kWh | 1,860円 | 3,063円 | 3,734円 |
Zの2グレードは、満充電に必要な電気がZ(4WD)で約83.1kWh、Z(FWD)で約84.3kWhと、G(FWD)の約60.4kWhより多くなります。夜1〜5時の金額は、Z(4WD)が約1,830円、Z(FWD)が約1,860円です。夜に入る約24.0kWhでは、Zは空から満充電にするのに夜3.5回分かかります。
月の走行距離ごとの充電代
月の走行距離ごとの、G(FWD)の充電代です。
| 月の走行距離 | 使う電気 | EVオクトパス 夜1〜5時 | EVオクトパス それ以外 | シンプル オクトパス |
|---|---|---|---|---|
| 300km | 約33kWh | 約730円 | 約1,210円 | 約1,480円 |
| 500km | 約56kWh | 約1,220円 | 約2,020円 | 約2,460円 |
| 1,000km | 約111kWh | 約2,450円 | 約4,030円 | 約4,920円 |
※計算:走行距離×111Wh/km×(単価+再エネ賦課金)。走行距離は、天候や運転のしかたで変わります。
月に必要な電気は、1kmあたり111Whの消費率だと、月300kmで約33kWh、月500kmで約56kWh、月1,000kmで約111kWhです。
充電をすべて夜1〜5時に済ませた場合、一律単価との差は、月300kmで約740円、月500kmで約1,230円、月1,000kmで約2,470円です。EVオクトパスには基本料金がかかり、30Aの契約では30日分で約1,530円です。差が基本料金を上回るのは月1,000kmの場合だけで、月300kmと月500kmでは、基本料金のほうが大きくなります。月1,000kmほど走る場合に、切り替えで得になります。
EVオクトパスの申込条件と基本料金
EVオクトパスは、EVと充電設備を持ち、夜の時間帯に自宅で充電する人に向いたプランです。燃料費調整額と基本料金が別にかかります。沖縄県や離島の住所は、対象外になる場合があります。基本料金は契約アンペアごとの日額で決まり、次の表のとおりです。
| 契約電流 | 10A | 15A | 20A | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日の基本料金 | 17.04円 | 25.56円 | 34.08円 | 51.12円 | 68.16円 | 85.20円 | 102.24円 |
※出典:EVオクトパス 2026-10 電気料金メニュー定義書(北海道電力エリア)(確認日 2026年10月21日)
EV向けのプランや割引がある電力会社
このページではオクトパスエナジーの料金で計算しましたが、EV向けの料金を用意している電力会社はほかにもあります。たとえばリボンエナジーには、EV割引があります。家の設備や充電する時間帯によって合う会社は変わるため、ご自身の暮らしに合わせて選びましょう。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に各社の公式ページで確認してください。
オクトパスエナジー
夜間の単価を低く設定した、EV向けのプラン(EVオクトパス)を用意している電力会社です。
EVと充電設備を持ち、夜に自宅で充電する人に向いています。
燃料費調整額と基本料金は別にかかり、沖縄県や離島の住所は対象外になる場合があります。
オクトパスエナジーのサイトへ
グリーンな電気を、もっと安く! オクトパスエナジー申込の途中の画面で、プランに「EV所有者向け」を選ぶと、EV向けプランを選択できます。
リボンエナジー
EV割引のほか、オール電化割引や太陽光割引などの割引メニューを用意している電力会社です。
EVに加えて、家の設備に合わせた割引も使いたい人に向いています。
EV割引の条件と内容は、公式ページで確認してから申し込んでください。
公式サイトを見るPR 掲載の新電力はいずれも広告です。
特定の電力会社への契約をすすめるものではありません。金額は、確認日時点の公式資料と車の公式数値にもとづく計算です。実際の電気代は、家の使い方や充電のロスで変わります。実際に入る電気の量は、車が受け入れられる上限出力(bZ4Xは6kW)で変わります。燃料費調整額と基本料金は、金額に含めていません。20インチタイヤ装着時の数値は、この表に含まれていません。沖縄県と離島の住所は、申込の対象外になる場合があります。北海道電力エリアの料金メニュー定義書では、基本料金を契約電流(10〜60A)で定めるほか、契約容量が6kVA以上の場合は1kVAあたりで定めています。本ページの計算は、契約電流の場合です。契約前に、各社の公式サイトで最新の料金と条件を確かめてください。